オメガ3脂肪酸とは
まぁ、言ってしまえば油です。
えごま油
アマニ油
シソ油
クルミ
魚の油や大豆食品にも含まれています。
なんで油が生理痛と
関係があるのか。
と思う方もいらっしゃるかと思います。
普段何気なくとってる油
これが痛みの元となる物質
プロスタグラジンの原料になっているのです
詳しくは
生理痛を改善させたいならまずは痛みの元となるプロスタグラジンをしることをご覧いただけたらと思います。
プロスタグラジンにも何種類かあって
子宮を収縮させる役割のあるプロスタグラジン
過剰な収縮を抑制してくれるプロスタグラジン
があります。
で
このオメガ3脂肪酸は
過剰な収縮を抑制してくれるプロスタグラジンの原料になります。
オメガ6脂肪酸ってのもある
オメガ6脂肪酸は
マーガリンなどの植物油脂
サラダ油
コーン油
ごま油
スナック菓子やジャンクフードに
もれなく含まれている油です。
ケーキやアイスなどにも
脂肪分がたくさん使われています。
これらの食品に含まれるオメガ6脂肪酸は
子宮を収縮させるプロスタグラジンの原料となります。
生理の時、子宮を収縮させる働きは非常に重要ですが
過剰に分泌されてしまうと
子宮の収縮が過剰になり
痛みの原因になってしまいます。
でもね、
オメガ6脂肪酸も
体には必要な栄養素です。
過剰に摂取してしまっていることが問題で
オメガ6脂肪酸の存在自体が害悪なわけではありません。
免疫力をアップさせたり
コレステロールを下げてくれたりと
生活習慣の予防にもなります。
大事なのはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランス
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸
どちらを多く摂取していると思いますか？
毎日食べているものを思い浮かべてもらったら
わかるかもしれません。
お昼は面倒で
コンビニで買った菓子パン
帰りに駅前の
ケーキ屋さんによって帰る
ハンバーガー
ポテトチップ
カップ麺
そう、ふつうに生活していたら
オメガ6脂肪酸を摂りまくっています。
だって毎日
クルミ食べますか？
クルミ好きな人とか
健康志向の人は
食べてるかもしれませんが
普段の生活で
あまり食べませんよね。
魚も調理が
めんどくさいとか
そんな理由で避けられがちです。
現代人の食生活では
オメガ3とオメガ6脂肪酸の比率が
オメガ3：オメガ6=1：10
と言われています
理想の数字は
オメガ3：オメガ6=1:4
です。
理想のバランスにするためには
オメガ6脂肪酸の摂取を減らすことが先決です。
お肉をお魚に変えてみる
いつもお昼は菓子パンだけど
お弁当を作って持っていく。
ちなみに食パンにもオメガ6脂肪酸が含まれています
ショートニングとか油ですから。
あまり大声では言えないけれど
パンってあまり健康にはよくないです。
菓子パンもカロリーだけ無駄に高くて
あまり栄養ありません。
高脂肪高カロリーなだけ。
美味しいものって体に悪いです。
なんだか皮肉ですよね。
スナック菓子は食べない！
ってことにしたり
洋菓子を和菓子に変える。
とか油の質にこだわってみてください。
オメガ3脂肪酸を摂取する
オメガ6脂肪酸は減らせないから
その分オメガ3脂肪酸をたくさん取ればいい！
って思いました？
それ、あまりよくないですよ。
オメガ3脂肪酸が健康にいいからと言って
過剰に摂取してしまうと
それによってまた弊害がでてきます。
オメガ3脂肪酸を消化する酵素などが不足してしまいます。
オメガ3脂肪酸もオメガ6脂肪酸も
適量を体に与えてあげてください。
オメガ3脂肪酸は
一日小さじ1杯程度でいいです。
ぶっちゃけ
ほんとちょっとです。
私はアマニ油を使っています。
納豆に豆板醤を少し入れて
アマニ油を少量加えて混ぜて
食べます。うまいです。
油自体にはあまり味はありません。
オメガ3脂肪酸は
加熱に向いておらず
生で食べる必要があります。
サプリメントとかでも取れます。
自分がとりやすい摂取方法を
選んでいただけたらと思います。
くれぐれも
オメガ6脂肪酸の摂りすぎに
気を付けるように。
日々の食生活を見直してみてください。
