朝起きて鏡を見た瞬間
あ、またできてる…
かつては青春の象徴とも言われていたニキビも
いまや吹き出物です。
あごやフェイスラインにできたり
鼻の頭やおでこなど
皮脂の多いTゾーンにできたりしますよね。
化粧でも隠し切れず
一日ブルーな気分になったりします。
とくに
生理前や生理中は
肌が荒れやすいです。
なぜ生理前や生理中は肌が荒れやすいの？
それには
女性ホルモンが
深くかかわっています。
生理前や生理中は
プロゲステロンというホルモンが多く分泌されます。
このプロゲステロンが増えると
皮脂の分泌量も増えます。
肌がオイリーに偏りがちになるんですね。
さらに
紫外線などから肌を守る
「抗菌ペプチド」が減少。
そのせいで肌を守る機能が低下してしまうので
肌荒れが起きやすくなっている状態になります。
この時プロゲステロンとは反対に
エストロゲンは減少傾向にあります
エストロゲンは自律神経を整えて
血行をよくし
コラーゲンやエラスチンの合成を促進する
働きがあります。
(エラスチン)皮膚のコラーゲン同士を結びつけ
肌に弾力やハリをもたらすために一役買っている物質
エラスチンのおかげで、
しわやたるみのない肌になるのですね。
エストロゲンが少なくなってしまうと
これらの効果がうまくいかなくなってしまうので
肌にくすみがでたり
肌を守る機能が低下してしまうので
ニキビができたり肌荒れを
おこしやすくなってしまうのです。
どうすれば肌荒れがおきにくいようにできるのか
栄養バランスの取れた食事
やっぱり食事は意識してほしいところです。
おすすめなのは
大豆食品
大豆に含まれるイソフラボンは
エストロゲンと似たような働きをしてくれます
生理前、減少傾向にあるエストロゲンを
イソフラボンで補う。
という形ですね。
あとはビタミンB群
皮膚の再生機能を助ける栄養素です。
肌のターンオーバーを促進してくれます
特に肌の新陳代謝を促進し
肌の細胞を活性化する働きがある
ビタミンB6が含まれる食品
にんにく
まぐろ
かつお
鳥ひき肉
鳥ささみ
あじ
イワシ
などに含まれています。
ビタミンC
ケガをした時
跡が残らないように
お医者さんが処方してくれたことがあります。
それくらいビタミンCは
肌の再生を助けてくれる。
ということ。
シミの元になる
メラニンの生成を抑制したりします。
免疫力を高めたり
疲労回復を促進したりします。
ビタミンCが含まれる食品
レモン
イチゴ
キウイ
アセロラ
ケール
にがうり
赤ピーマン
などの食品に含まれています。
質のいい睡眠をとること
寝ている間にホルモンが分泌されます
ホルモンバランスを整えるためにも
夜更かしせずに早めに寝ることが
美肌のためにも重要になってきます。
質のいい睡眠をとるためには
準備が大事。
寝る前は
パソコンやスマホなどは
控えたほうがいいでしょう。
パソコンやスマホ、テレビなど
光が出ているものを見ると
目から脳に刺激が行って
脳が覚醒してしまい
スムーズに入眠できなくなってしまいます。
仮にスムーズに寝入ったとしても
眠りが浅くなってしまい
朝目覚めたときに
疲れが残っている。
などの状態をもたらしてしまいます。
寝る前は
なるべく部屋を暗くして
軽めのストレッチをしたり
瞑想をしてみたり
心を落ち着かせて、リラックスした状態で
ベットに入るのがベストですね。
スキンケア
洗顔
ごしごし洗って
がしがしタオルでふいていませんか？
顔の皮膚はうすくてデリケートです。
顔を洗う際は、泡でつつみ込むように優しく洗って
しっかりと洗顔を洗い流してください。
顔をふくときも
優しく水気をとってあげてくださいね。
保湿をしっかりする
洗顔をしたままでいると
顔の皮膚から必要な水分がどんどん
蒸発していってしまいます。
肌が乾燥すると
肌を守る力が弱まってしまうので
肌荒れをおこしやすくなってしまいます。
洗顔後は化粧水で水分補給をして
乳液で水分の蒸発をふせぎ
うるおいを閉じ込めるように
工夫してみてください。
化粧水と併用で
市販のフェイスパックなども使ってみるのもおすすめです。
フェイスパックはパッケージに書かれている
使用時間を守るようにしましょう。
ずっと乗せたままでいると
パックが乾燥して
肌から水分を奪っていってしまうので要注意です。
紫外線対策
生理中などは肌を守る働きが低下しているので
ダメージを受けやすい状態です。
日焼け止めも
低刺激で洗い流すときも
肌に残らずさっと落ちるタイプの物がおススメです。
日焼け止め以外にも
帽子をかぶったり
サングラスをしたり
最近ではUVカットパーカーなども
発売されているので
そちらを利用してみるものいいかもしれませんね。