蒸し暑い
うだるような暑さ
きびしい残暑が続いています。
太陽が照り付ける屋外から一歩
オフィスや電車に入ると
寒いくらいの冷房が。
涼しいのはいいけれど
ちょっと寒くない？
私は寒いです。
この時期もストールが欠かせません。
薄手のパーカー持ち歩きたいレベルです。
持ち物が多くなるので断念しますが。
外と内の気温の差で自律神経が乱れる
この季節は
外と中の寒暖差が激しいです。
キンキンに冷えたクーラーのきいてる
部屋から
蒸し暑い外に出たとき
違和感を感じることはありませんか？
暑いんだけど、なんか、変な感じ。
その違和感は
体が芯まで冷え切っているから起こります。
健康な人だと
暑いところに出ると
体全体が温まり
体温を下げようとして
汗が出てきます。
それが
冷房などで
体が冷え切っている人が外に出ると
体の外側は外気によって温められているけれど
体の内側はまだ冷たい状態。
なので、体全体が温まらず
汗がかけない状態になってしまいます。
汗がかけないと
体温は下がらないし、
疲労物質が蓄積されて
だるさや疲労などを感じます。
これが夏バテの原因にもなっているんです。
それを繰り返していると
体温調節が追い付かなくなります。
ただでさえ暑くて体力を消耗しているのに
そんな寒暖差による自律神経の乱れから
風邪をひいてしまったり
体調を崩してしまったりします。
自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れる
自律神経は血液の流れだけではなく
ホルモンバランスの調整もしてくれています。
体が冷えてしまうと
血流が悪くなり
子宮や臓器に必要な血液がいきわたらなくなってしまうので
生理痛が重くなりやすくなります。
そしてホルモンバランスの乱れも
生理痛悪化の原因となります。
夏の冷房対策で元気な体をとりもどす
空調の温度設定を見直す
部屋の温度設定何度にしてますか？
24℃とかになってませんか？
適正温度は
25℃～28℃くらいが目安です。
「寒い」と感じない温度設定にしたいところですね。
もう一つの目安として
外気の温度からマイナス3℃～4℃
です。
でも、外気35℃とかは当たり前になってきてますので
熱中症にならない温度設定をすることをおすすめします。
冷房をかけるのではなく
除湿をする。
という手もありです。
体に湿気がまとわりつくから
体感が暑く感じられます。
なので、むやみに冷房を使わずに
除湿をすることによって
体感温度を下げる。という方法もあります。
自分勝手に空調をいじれない時
オフィスにいる時や電車の中
また、暑がりな家族がいるお家の中。
自分の適温にすることが難しい時がありますよね。
そんな時は
自己防衛が基本になってきます。
冷えから体を守る
首・おなか・足首を冷えから守ります。
首は
動脈など大きい血管が通っていて
ここを冷やすと
冷たくなった血液が体中をめぐり
たちまち体が冷えてきってしまいます。
おなかは内臓を冷やさないためです
腸や、女性器など冷えに弱い器官が密集していますので
ここを温めるのも大事です。
足首
冷たい空気は下にたまる性質があります。
足首からふくらはぎなどが冷え
血行が悪くなって
むくんだり、だるくなったりします。
個人的におすすめなのが
はらまきとストール(首にまくやつ)
夏は薄手のものを使用しています。
お腹が弱くて
冷やすとすぐにお腹が痛くなってしまうので
はらまきは必須です。
ストールは
何年か前にGUで買ったものを使ってます。
電車とかで冷房がきついと
首が冷えて頭が痛くなったり
肩こりがひどくなったりするので
手放せません。
私はもともと免疫力が弱くて
風邪をひきやすいので
体温維持のためにも使用しています。
首を温めるだけで
全然違いますよ。
あとは
足首を冷やさないために
レッグウォーマーなんかもいいと思います。
ハイソックスを履くとかでもいいかもしれませんね。
軽い運動
オフィスなどで長時間同じ姿勢でいると
血行が悪くなりやすいです。
デスクワークをしているときも
自分で時間を決めて(一時間毎に1回とか)
立って歩いたり。
のびをしたり、
意識的に体を動かすようにするといいですね。
女性は筋肉量が男性よりは少ない傾向にあるので
筋力アップも冷え性の改善につながります。
筋力アップといっても
ハードな筋トレをしないといけないわけでもないので
安心してくださいね。
駅まで自転車だったけど
歩いてみよう。とか
エレベーターじゃなくて
階段使おうとか、
ちょっとしたことです。
めんどくさいことって
やったほうがいいことが多いように感じられます。
毎日のちょっとした積み重ねが
今の私たちになっているわけですからね。
チリも積もれば、なわけです。
少し運動量を増やすだけで
5年後10年後の自分が元気でいられることを
想像して、日々の選択をしてみてください。
お風呂であったまる
暑いからってシャワーですませていませんか
たまには湯舟にゆっくり浸かって
体を温めてあげてください。
冷房で冷えきった体を温める目的もありますが
疲労を回復させたり
免疫力を高めることもできるので
おすすめです。
ゆっくりお風呂につかるのも効果的です。
お気に入りの入浴剤なんかを入れて
さらに疲労回復を狙ったり
すきな香りを嗅ぐことによる
リラックス効果も望めるので
ぜひ気に入る入浴剤を探してみてください。
食べ物で体を温める
夏はアイスやかき氷
冷たいサイダーやビール。
たくさん体を冷やすものが
周りにあります。
美味しいからと言って
摂りすぎてしまうと
体を内側から冷やしてしまう要因になります。
食べ物で冷えを改善
しょうが、にんにく、ねぎ
にんじん、ゴボウ、大根などの根菜類
個人的に
根菜たっぷりしょうが入り豚汁がおすすめです。
食欲がなくても
汁ものなので割と食べられます。
きびしい残暑を
乗り越えられるように
栄養をつけましょうね。
